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八幡川(はちまんがわ)の魚

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広島県広島市西区の己斐地区を流れている八幡川(はちまんがわ)は、全長数キロ、基本三面コンクリート護岸の小河川で、川というよりは用水路のように見られることも多いのですが、太田川(おおたがわ)放水路の支流として、下流域は一級河川に指定されています。 太田川は、旧市内を流れる範囲はほぼ感潮区間であるため、そこへ流れ込む支流の八幡川(はちまんがわ)も、下流部分は感潮区間となります。そのためJR西広島駅あたりまでは潮の満ち引きに応じて水深が変化します。満潮時は太田川放水路からの水が流れ込むため水深が深く、汽水域を好む魚も入って来やすくなります。以下は太田川放水路との合流地点から200mちょっと遡ったところにある、広島電鉄西広島駅そばの踏切付近で撮ったボラの画像。2021年8月2日16時22分撮影。 以下は同じ時に撮ったボラの動画です。チヌの幼魚と、あと、2〜3㎝くらいの小魚が大きな魚を避けるように集団で動き回っているのが見えます。一匹ジャンプしているのも映り込んでいますが、これらの小魚の名前は詳しくないのでよく分かりません…2021年8月2日16時28分撮影。撮影時間1分29秒。 以下は上の映像の撮影場所からさらに数十m遡ったところ、JR西広島駅下り側の踏切で、線路下を横切るように流れている八幡川(はちまんがわ)の、旭山神社側の遮断器そばで撮った動画です。縦縞があるので、多分チヌ(黒鯛)だと思うのですが…太田川放水路との合流地点からは300mくらい離れており、太田川の水が入り込むぎりぎりのところなので、水質は汽水域の中でもかなり淡水よりなのではないかと思われます。2023年6月22日11時2分撮影。撮影時間1分32秒。